Androidネットワークメディアプレーヤーを
スマートフォン/タブレットでリモート操作

小型のAndroid端末をテレビのHDMIポートに挿してネットワークメディアプレーヤーとして利用する方法については、 「Android端末を用いたネットワークメディアプレーヤー −DLNA対応アプリで実現−」のページで紹介してありますが、 更に、パソコンやNASなどのコンテンツをスマートフォンやタブレットを用いて選び、 それをAndroid端末で再生させて大画面のテレビで視聴することもできます。
つまり、以下の図1に示したように、Android端末はテレビに接続しておくだけで操作する必要が無く、 スマートフォンやタブレットをセカンドスクリーンを備えたリモコンとして使って、 ホームネットワークに接続されているサーバー機器に保存されている動画/画像/音楽などのコンテンツを大画面のテレビに表示させることができます。

このような使い方を実現するには、Android端末にレンダラー機能を持つプレーヤーアプリをインストールしておき、 スマートフォンやタブレットには機器間相互接続方式DLNAのコントロール機能(リモート操作機能) を備えたDLNA1.5(DLNAのバージョン1.5)に対応するアプリをインストールしておくだけで可能です。

また、操作手順はサーバー機器の動画/画像/音楽などのコンテンツをスマートフォン/タブレットの画面で選び、 再生先をAndroid端末のプレーヤーアプリにするだけなので簡単な操作で済みます。

以下では、Android端末やアプリを用いて実際に実施してみましたので、

  • 使用したAndroid端末とプレーヤーアプリ
  • スマートフォン/タブレット用のDLNA対応リモート操作アプリの使い方
  • スマートフォンでリモート操作してPCのコンテンツをテレビで再生する方法

などについて紹介します。

図1 スマートフォン/タブレットの画面でリモート操作してコンテンツをテレビで視聴

スマートフォン/タブレットの画面でリモート操作してコンテンツをテレビで視聴






Android端末とプレーヤーアプリ

MK809U Mini PC 小型のAndroid端末としては、スマートTVスティックやMini PCなどと呼ばれているデュアルコアCPU搭載の「MK809U Mini PC」(右写真) を使用しました。5千円台の低価格で入手できます。
無線LANのWi-Fiを搭載しているので、テレビのHDMIポートに挿しておけばテレビが家庭内のどこに置かれていてもスマートフォンやタブレットでリモート操作できます。

次に、パソコンやNASなどの動画/画像/音楽コンテンツをテレビで再生できるプレーヤー(レンダラー)アプリとしては、 「MK809U Mini PC」に標準搭載されているサーバー/プレーヤーアプリの「eHomeMediaCenter」が利用できます。
一度起動しておけば使用していなくても他の機器のコンテンツを再生するプレーヤーとして認識されるので、 スマートフォン等にインストールしてあるDLNAコントロールアプリを操作して「eHomeMediaCenter」を選んでおけば、 コンテンツをテレビに表示させることができます。

<注意点>
電源を切ったり、リスタートした場合は、「eHomeMediaCenter」を再度起動する必要があります。使用しない時は終了しておいても大丈夫です。

「MK809U Mini PC」の特徴/仕様や詳細な使い方などについては、
スマートTVスティック「MK809U Mini PC」の使い方(1)
のページを参照してください。

<Android端末の価格情報>
MK809U Mini PC



スマートフォン/タブレット用のDLNA対応リモート操作アプリ

DLNAのリモート操作機能(コントロール機能)はDLNAのバージョン1.5に備えられており、 このDLNA1.5に対応しているアプリとしては「Skifta」や「Twonky Beam」などがあります。
従って、これらをGoogle Playからダウンロードしてスマートフォンやタブレットにインストールしておき、 これらを使用してコンテンツの選択や再生指示などを行います。
以下では、スマートフォン(XPERIA Acro HD)にSkifta及びTwonky Beamをインストールして使用した事例を紹介します。

Skiftaの使い方等の詳細は下記のページをご覧ください。
スマートフォン用DLNAアプリ「Skifta」の使い方(2)−サーバ機能とコントロール機能−

Twonky Beamの使い方等の詳細は下記のページをご覧ください。
Twonky Beamの使い方 −放送・ビデオ・画像・音楽のストリーミング再生をスマホで操作−


Skiftaをコントロールアプリとして用いた場合
Skiftaを起動すると以下の図2のような画面が表示されるので、下記の手順で操作を行っていきます。
なお、図2にはメディアソース(サーバー機器)としてNAS「LANDISK」を選び、 プレーヤーとしてはAndroid端末「MK809U Mini PC」に標準搭載されている「eHomeMediaCenter」を選んだ結果が表示されています。

図2 DLNA対応アプリ「Skifta」のホーム画面

DLNA対応アプリ「Skifta」のホーム画面


1 メディアソースを選択する
ホームネットワークに接続されているサーバー機器が図3のようにリスト表示されるので、視聴するコンテンツが保存されているサーバー機器を選びます。 ここでは、NAS(LANDISK)を選んであります。

図3 サーバー機器の選択画面

サーバー機器の選択画面


2 プレーヤーを選択する
Skiftaが認識している再生用のデバイスが図4のように表示されるので、「MK809U Mini PC」に標準搭載されている「eHomeMediaCenter」を選びます。

図4 プレーヤーアプリの選択画面

プレーヤーアプリの選択画面


3 メディアの参照と再生
ここをタップすると、メディアソースとして選んだNAS内のフォルダが以下の図5のように表示されます。 希望のフォルダを選ぶと、最後に図6のようにコンテンツ(ここでは動画)のリストが表示されるので、 目的のコンテンツを選んでタップすればテレビ画面上で再生されます。
この時、スマートフォンの画面は図7のように表示されるので、一時停止や早送りが行えます。
再生を停止する場合は、スマートフォン右下のメニューをタップすると表示される「閉じる」をタップします。 この時、テレビ画面は再生前の状態に戻ります。

図5 NAS内のコンテンツフォルダ    図6 コンテンツ(ここでは動画)のリスト

NAS内のフォルダ コンテンツ(ここでは動画)のリスト


図7 動画再生中のスマートフォン画面   図8 「閉じる」をタップして再生を停止

動画再生中のスマートフォン画面 「閉じる」をタップして再生を停止



Twonky Beamをコントロールアプリとして用いた場合
Twonky Beamで操作して、サーバー機器のコンテンツをテレビで再生する方法については、
Twonky Beamの使い方 −放送・ビデオ・画像・音楽のストリーミング再生をスマホで操作−
のページで紹介している

  • 『使い方(1/3)− サーバの選択 −』
  • 『使い方(3/3)−NASの録画番組や動画・画像・音楽をテレビで再生−』

を参照してください。
但し、再生を行うプレーヤーは以下の図9のようにAndroid端末「MK809U Mini PC」にインストールされている「eHomeMediaCenter」を選ぶことになります。
なお、「eHomeMediaCenter」は録画番組の再生には対応していないので注意してください。

図9 DLNA対応アプリ「Twonky Beam」のプレーヤー選択画面

DLNA対応アプリ「Twonky Beam」のプレーヤー選択画面




スマートフォンでリモート操作してPCのコンテンツを再生

ホームネットワークに接続してあるパソコンのコンテンツをAndroid端末をつないだテレビで再生・視聴するには、 DLNAに対応しているサーバーソフトをパソコン内にインストールしておく必要があります。 コントロール機能を備えているDLNA1.5に対応している代表的なサーバーソフトとしては「Mezzmo」があり、 前掲した図3ではMezzmoが認識されて表示されているので、これを選択しておけばパソコンのコンテンツをテレビで視聴できます。

Mezzmoはパソコン内のコンテンツだけでなく、ホームネットワークに接続されているNASなどのサーバー機器のコンテンツも他の機器に配信できる特徴を備えており、 更に、FLV動画をファイル形式変換して配信することもできます。

Mezzmoの詳細については、
サーバーソフトMezzmoの使い方 −PC・NASの動画/画像/音楽を配信−
のページをご覧ください。