ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(2)
−NASへの録画/保存と再生−

Qwatch「TS-WLCAM」 ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(1)で接続設定や登録設定などについて紹介したIO DATAのネットワークカメラ (IPカメラ)Qwatch 「 TS-WLCAM 」 のカメラ映像は、パソコンやスマートフォン本体などに保存することができますが、 更に、ホームネットワークに接続されているNAS(LAN接続HDD)にも録画できるので、 大量の動画や静止画を保存しておけます。
この録画操作はパソコンやスマートフォンのビューアー画面で簡単に行うことができ、 ホームネットワーク内だけでなく外出先などの外部で映像を見ている場合も録画操作が行えます。

LCAMViewの画面例 スマートフォンを用いた場合のビューアーアプリ「LCAMView」の画面例を掲載しましたが、 スマートフォン本体に保存する場合は、ビューアー画面に表示されている「カメラアイコン」をタップすれば、 見ている映像がそのまま静止画として録画されます。
また、NASに保存する場合は、ビューアー画面の「NASアイコン」を用いて動画や静止画の録画操作が行えます。

カメラ映像を静止画として保存する場合は大きな記憶容量は必要としませんが、 動画として録画する場合はファイルの容量が大きくなるのでNASに保存できるようになっています。
但し、NASに動画や静止画を保存する場合は事前に次のような設定を行っておく必要があります。

  1. NASの設定画面で「共有フォルダ設定」を行う
  2. カメラの設定画面で「NAS保存設定」を行う

次に、保存した映像の再生については、パソコンやスマートフォン本体の保存映像はそのままパソコンやスマートフォンのソフトウェア/アプリで行えます。
NASの保存映像についてはパソコンで容易に再生できますが、他の機器でも再生することができます。 例えば、ホームネットワークに接続されているデジタルTVやネットワークメディアプレーヤー、ゲーム機(PS3等)、 スマートフォン/タブレットなどのDLNA対応機器で再生することができます。

更に、リモートアクセス機能を備えているNASを使用すると、 外出先などの外部からでもパソコンやスマートフォン等を用いてインターネット経由でNASの保存映像を見ることもできます。

以下では、実際に使用しているネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」について、

  • カメラ映像をNASに保存するための事前設定方法
  • NASに保存した映像の再生方法

の具体例を紹介します。
なお、Qwatchは発売時に入手してホームネットワークにワイアレスで接続し、現在まで連続稼働しています。

<ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の関連ページ>
Qwatch「TS-WLCAM」の最初の接続設定については、
ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(1) −接続/登録設定してスマートフォンで見る−

インターネットを介してパソコンやスマートフォン等でNASの保存映像を見る方法は、
ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(3)−NASの保存映像を外部から見る−

カメラ画面内の動きを検知して映像を保存する方法については、
ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(4)−動体検知映像をNASに保存して再生−


<最新情報>
ビューアーアプリの変更
ビューアーアプリ「LCAMView」が新たに「QwatchView」に変わりました。 Google Playからダウンロードする場合は「QwatchView」をインストールすることになります。

ファームウェアとアプリのバージョンアップ
TS-WLCAMのファームウェアとビューアーアプリ「LCAMView」がバージョンアップされました。 ファームウェアについては映像が見えなくなく不具合が解消されています。
 TS-WLCAM ⇒ Ver.1.04(2013年9月24日)
 LCAMView ⇒ Ver.1.05(2013年9月11日)


<関連ページ>
ネットワークカメラ全般については、「ネットワークカメラ −特徴と製品例−」のページをご覧ください。
パン/チルト/暗視機能を備えた低価格なTENVIS社(中国)のネットワークカメラ「JPT3815」の接続設定や使い方については、
TENVISパン/チルト/暗視ネットワークカメラの使い方(1) −有線と無線で接続設定−
TENVISパン/チルト/暗視ネットワークカメラの使い方(2) −インターネットで見る−
TENVISパン/チルト/暗視ネットワークカメラの使い方(3) −スマートフォンで見る−
のページに掲載してあります。




Qwatch「TS-WLCAM」の映像をNASに録画・保存

ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」のカメラ映像をそのままNASに動画や静止画として録画・保存するには、 次の2つの事前設定、
 1.NAS内のフォルダの共有設定
 2.Qwatch「TS-WLCAM」のNAS保存設定
を行っておく必要があるので、これらの方法について紹介します。

1.NAS内のフォルダの共有設定
パソコンのブラウザを使用してNASの設定画面をまず表示します。ここでは、IO DATAのNAS製品「LAN DISK」を使用した例を以下に掲載しました(図1)。 この中の「共有」を選び、「共有フォルダー設定」を選ぶと共有フォルダが一覧表示されます。 以下の図ではNAS内に作成してあるいくつかのフォルダが表示されていますが、この中の「camera」フォルダが今回作成しておいたフォルダであり、 この中にカメラ映像を保存することにします。 なお、この新規フォルダは、パソコンを用いて「ネットワーク」を開き、表示されているNAS「LAN DISK」の中に作成しておきました。

また、ホームネットワークに接続されたDLNA対応機器からもNASの保存映像にアクセスできるようにフォルダの設定を行っておきます。 LAN DISKの場合は、「camera」の「変更」をクリックするとフォルダの詳細設定が行えるので、 DLNAに対応するように「DLNA共有」にチェックを入れておきます(図2)。

2.Qwatch「TS-WLCAM」のNAS保存設定
パソコンのブラウザを用いてネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」のビューアー画面をまず表示します。 続いて右上の「設定」をクリックして設定画面を表示し、以下の図3のように「システム」の中の「NAS保存設定」を用いて設定を行います。
この画面で、保存場所(NAS)の所にNASのIPアドレスとNAS内の共有フォルダ名を入力して、下部の「設定」をクリックしておけば設定は終了です。 なお、ここでは実際に使用しているLAN DISKのIPアドレス「192.168.12.6」が入力してあります。

cameraフォルダ内の録画映像の確認
実際に録画した動画や静止画が保存されているcameraフォルダの内容を以下に掲載しておきました(図4)。
カメラの画面サイズ(解像度)を640x480に設定してある場合は、動画も静止画もこのサイズで保存することができ、 動画のファイル形式はMotion-JPEG(拡張子はavi)、静止画はJPEGとなります。

<注意点>
カメラ映像を動画として録画・保存する場合は、カメラ映像の画面サイズやフレームレートによって録画映像のファイル容量が異なってきます。 画面サイズが大きく、フレームレートが速いほど動画ファイルの容量は大きくなり、例えば、 画面サイズが640x480、フレームレートが30fpsの場合は、1時間録画すると動画ファイルの容量は約2.3GBにもなり、 1TBのNASに保存すると約400時間分録画できることになります。

図1 NAS内のフォルダの共有設定

NAS内のフォルダの共有設定


図2 「camera」フォルダのDLNA設定(DLNAにチェックを入れておく)

「camera」フォルダのDLNA設定(DLNAにチェックを入れておく)


図3 Qwatch「TS-WLCAM」のNAS保存設定

Qwatch「TS-WLCAM」のNAS保存設定


図4 映像を保存したNAS内のフォルダ及び録画ファイル

NAS内のフォルダ及び録画ファイル




NASに保存したQwatch「TS-WLCAM」映像の再生

パソコンで再生する場合は、ホームネットワークに接続されているNAS内のフォルダを開けば、 この中に動画や画像が保存されているので各種のプレーヤーソフトを用いて見ることができます。(上掲した図4を参照)

スマートフォンの場合は、DLNA対応アプリを用いてNASにアクセスすれば「camera」フォルダ内の映像を見ることができます。 但し、保存した動画についてはファイル形式がMotion-JPEG(拡張子は.avi)なので、このファイル形式を再生できるプレーヤーアプリが必要になります。
DLNA対応アプリとして「Skifta」を、プレーヤーアプリとして「MX動画プレーヤー」を用いて録画動画を再生した場合の映像リストの様子を以下の図5に示してあります。 Record***が動画ファイル、Snapshot***が静止画ファイルです。
動画を選ぶと再生するためのプレーヤーアプリが図6のように表示されるので、「MX動画プレーヤー」をタップすると動画の再生が開始されます。

また、ホームネットワークに接続されているDLNA対応機器を用いてNASの保存動画を見る場合も、Motion-JPEGが再生できる機器が必要になります。
静止画はファイル形式がJPEGなので色々な機器で再生できますが、画像ファイルを一覧表示できて、 大きな画面で確認することができる例として、デジタルTV(東芝の旧機種:37Z8000)を使用した場合を以下の図7に掲載しておきました。

<注意点1>
スマートフォンでNASの保存映像を見るには、ホームネットワークを介する場合はスマートフォンのネットワーク設定で「Wi-Fi」をONにして データ通信回線を介する場合はOFFにしておきます。

<注意点2>
インターネットを経由して外出先などの外部からスマートフォンやパソコンでNASの保存映像を見るには、 NASのリモートアクセス設定が必要になります。詳細は、
ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(3)−NASの保存映像を外部から見る−
のページをご覧ください。

図5 スマートフォンで動画を再生
(DLNA対応アプリはSkiftaを使用))

スマートフォンで動画を再生

図6 スマートフォンで動画を再生
(再生用プレーヤーアプリのリスト)

スマートフォンで動画を再生


図7 デジタルTVで静止画を見る

デジタルTVで静止画を見る




<ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の関連ページ>
Qwatch「TS-WLCAM」の最初の接続設定については、
ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(1) −接続/登録設定してスマートフォンで見る−

インターネットを介してパソコンやスマートフォン等でNASの保存映像を見る方法は、
ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(3)−NASの保存映像を外部から見る−

カメラ画面内の動きを検知して映像を保存する方法については、
ネットワークカメラQwatch「TS-WLCAM」の使い方(4)−動体検知映像をNASに保存して再生−